アンティーク時計マニアならずとも少なからぬ人がその名を知る時計、「マリー・アントワネット」ことブレゲ No.160が発見されたと11/11付けのイスラエル紙が伝えているそうです。併せて公開されている画像を手元の本(George Daniels & Ohannes Markarian, WATCHES & CLOCKS in the Sir David Salomons Collection)の写真と見比べる限り、信憑性はかなり高いように思えます。
]]> 続きを読む>]]>この前東京に行った時に懐中時計好きの有志によるお茶会を催したのでした。
]]> 続きを読む>]]>というわけで、動くが鳴らない古時計。いよいよ解体に着手したのでありました。
写真だと結構雰囲気出てるけど、実際には大した造りではありません(笑)。アンティークというよりは単なる「古道具」といった感じではありますが、味はそれなりに出ていますし、何より気兼ねなく弄れるのがいい。ヘタに工芸品みたいなものが出てきたら自分で弄るのは怖くて仕方ないし(笑)。
]]> 続きを読む>]]>クレジットカード払いにしたものの、「只今、私どもの都合によりコンピューターシステムの開発が間に合っておりません。お手数ですが付属の振込用紙でお支払い下さい」というお知らせが同封されていたのが地域限定クオリティ?(;´Д`)
まあ、今更機械式クロックでもないでしょうし、懐中時計の使い勝手は腕時計には及びませんし、それもやむなしとは思います。ただ、現行の腕時計はあまりにもファッションやブランド主義に傾倒しているように感じるので、私個人は「ちょっと付き合い切れんなー」と思っています。
そんな偏屈なアンティーク懐中時計ファンというのは、まあ進化の系統樹からはみ出した珍獣ともいうべき存在のようで、何をするにしても苦労がつきまといます。国内では雑誌やムックが扱うのは専ら腕時計ばかり。アクセサリにしても、腕時計にはコレクションボックスやワインディングボックスがいくらでも売られているのに、懐中時計には収納用の箱さえ売られていません。
仕方がないので、しぶしぶ洋書を買い集めてぼそぼそと翻訳するわけですが、元々英語がヘタクソなので、どうにも苦労が絶えません。こんな状態では、懐中時計の魅力を他人様にお伝えすることなど夢のまた夢ではないか!?などと思うこともしばしば。
]]> 続きを読む>]]>既製品でそれが満足されない時、妥協して我慢するか、理想に近づけるべく手を入れていくか、それとも理想の品を一から作り上げるか――。
これはそうした、理想を探求する飽くなき挑戦のひとコマです。
]]> 続きを読む>]]>本記事は、2005年初頭に書いたものを加筆修正したものです。
2004年秋。何気なく見ていた深夜番組に何か見覚えのあるものが。
あ、俺の時計。
それがきっかけで番組を見るようになりました(本末転倒ですねー)。これが存外に面白くて、気が付いたら最終回まで見てしまったり。
というわけで、そのきっかけとなった時計についてご説明致しましょう。
気に入ったものに関わりがあるとなれば、こうした小道具にも興味は湧くもの。アニメの方が好きで見ていた方にとっても、ちょっとしたムダ知識として参考になれば幸いです。
]]> 続きを読む>]]>近年は電波時計も捨て値で手に入るし、携帯電話ですら、GPSから取得した誤差1/1,000,000秒の時刻を表示できます。これらは蛮用にもよく耐え、メンテナンスもほぼ不要、そして代わりはいくらでも手に入ります。
ただ精密・正確な計時装置を安く求めるだけならば、敢えて高価な上に精度で劣り、しかも扱いに気を使わねばならない機械式時計を選ぶ理由はありません。
宝飾やデザインを重視するとしても、そのムーブメントには機械式よりもクォーツの方が一般に適しています(小型軽量でメンテナンスもほとんど要しないため、デザイン上の自由度を確保し易い)。
それでもなお敢えて機械式時計を選ぶとなれば、その理由は多分に情緒的なものになるでしょう。