Oct.27, 2005

ウラシマなGUN整備記(1)

[GUNと鯖芸]

実際に手を動かして勘を戻しつつ、適当にネタを拾い読んでみたり。

ハイスピードカスタムとかハイサイクルとか言われるカスタマイズは、昔はせいぜい30~40発くらいだったのが、今では極めれば秒70発の世界に手が届くかも、らしい。給弾とか寿命とか色々難儀は付いて回るけど。

結局、ギアのカットなどでピストンの可動域(ストローク)を意図的に減らし、ストロークの減少に伴うシリンダの実効容量低下はスプリング強化などのピストン速度上昇で補う手法のようです。一サイクルの動作が小さければ、あとはそれを力任せにぶん回せば単位時間当たりのサイクルは上がる道理なので、それを高電圧かけてぶん回す、と。

それはそれで大した工夫なので感心。しかし、チューンが進めば進むほどバランス取りが難しくなり、信頼性が音を立てて下がっていくので私は今回その方針は採りません。何だか自作PC業界におけるオーバークロックジャンキーを見ているようだ(笑)。

さて、自分の方はというと。

メカBOXの研磨は適当に切り上げ。素材が素材なので、文字通りの鏡面というのはやはり無理です。先日の例えはあまり適当ではなく、いくら亜鉛ダイキャストとはいえ、さすがに気泡までは入っていません。…が、表面には(拡大すると)クレーターのように深い孔が多数あり、これが完全に消えるほど研磨すると、寸法が変わって却ってガタの元になりそうです。

ピストンとタペットプレートについても、メカBOXと接触する部分を軽く磨いておきます。また、ピストンはノーマルのものを適当に肉抜きして使うのですが、目見当で電動ドリルを使ったらえらく歪に。小学生のミニ四駆みたいだ。orz これはいい仕事じゃないので、新しいの買ってきてやり直そうかと。

ピストンヘッドやシリンダ周りは、容量やらバレル長やら何やらと関連する要素も多く、試行錯誤する暇もなさそうなのであまり手の込んだ事はできそうにありません。代わりに軸受けやギアの調整を念入りにやろう。

…しかし、この調子で当日までに整備終わるのかしらん。

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