Mar.03, 2006

ライトノベル読みに本当に聞いてみたい10の質問 Ver.1.5

[Diary]

畏友アイダスキーが書いてたので自分もメモしてみて忘れてた。

時期をハズしまくってるので特にトラックバックとかはせずにこっそり上げてみる。いや、決してネタに困っているわけでは…(汗)

では、私の了見の狭さ、とくとご堪能あれ(笑)

  1. 尊敬するライトノベル作家は?
    なし。好きな作家や畏敬する作家はいるけれど、尊敬というものとは違うと思う。
    # そもそも「尊敬」というのは、その生き様を己の目の当たりにして初めて抱ける感情ではないだろうか?
  2. あなたの人生に影響を与えたライトノベル作品は?
    吉岡平「ルパン三世 さらば愛しきハリウッド」
    正確にはゲームブックなんだけど、キャラと活劇とマニアックさのバランスが当時(10歳くらいだったと思う)としては鮮烈だった。後年「ARIEL」や「妖精作戦」に傾倒する素地はこれによって作られたと言えるのではなかろうか。
  3. 読んだけど生理的に受け付けなかった、どうしても好きになれなかった作品は?
    新城カズマのなんか(タイトル失念)。
    話以前のレベルでにじみ出る雰囲気がどうにも高踏的かつ衒学的で、常に見下されているような不快感を覚えたので途中で放り出した。
    2006年初頭に賀東昭二原作の本を読んだとき、「面白いけどこの異世界だけは気に食わん」と思ったら、果たしてその部分が新城カズマ協力だと後で分かったくらいだから、根本的に相性が悪いのだろうと思う。一応念のために言っておくけど、絶対的な評価とは別。
  4. 最も優れたノベライズ作品は?
    これ!と太鼓判を押せるものをちょっと思いつけない。GPMのシリーズなんかは良く出来てるんじゃないかとは思うけど。Gロボとリヴァイアスもある意味凄かったと思うが、残念ながら続刊しなかった。
  5. あなたにとって優れたノベライズとはなんですか?
    原作と矛盾しないこと。ただし、それは原作の展開をただ忠実にトレースすることのみを意味しない。その原則を守った上で、原作に対する補完や拡張、新解釈を行えること。
    ただ、カスな原作に対し、単体でも絶対的に面白いノベライズが出たりすると…(苦笑
  6. ライトノベルに挿絵は必要だと思いますか?
    相互に影響を及ぼす要素なので一概には言えないと思うが、有用なものだと思う。
    文章とヴィジュアルがうまく相乗した時の効果は言うまでもなく。
    その一方で、挿絵レスで、己の筆力のみを頼りに読者の脳内に自らの世界観を描かんとするスパルタンなスタイルもアリだと思う。厳しい道だけど、SFでは珍しくもない気が。
    しかし、駄目なヴィジュアルが付くと悲惨で、本文によるフォローも一定の範囲にしか及ばない。ノベルではないが、中身の如何に関わらず絶対に触れる気にならない鍵とか種とかが典型例。
  7. ライトノベルにあとがきは必要だと思いますか?
    必須とは思わないが、あればあったで興味の対象。ただし、それが「切り口は違えども作品の一部」であることは作者にも自覚しておいて貰いたいところ。
  8. 書店で知らない作家のライトノベルを買う時の一番の基準は?
    消去法。「萌え」という概念は理解できないが、媚びたキーワードの露出が敷居値(自慢じゃないがかなり低い)を超えたら捨て。ぺどいのは特に駄目。
    ここまでのフィルタリングを通過できたら、あらすじを読んで決める。
  9. おかゆまさき著『撲殺天使ドクロちゃん』について一言(作品を知らなければ「知らない」と答えて下さい)
    あれはもういいよ。
  10. あなたにとってライトノベルとはなんですか?
    活字によるマンガ。
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