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何だかんだで今月は三本も映画を観た。独りで映画館に行くという発想がそもそもない私にとっては常にないハイペースだ。ネタバレとかあまり考えないで雑感など。

ハンコック

ウィル・スミスのアホ映画。どチンピラ超人による頭の悪いスーパーヒーロー。背後にいるのはジーザスクライストスーパースターですか。MIBあたりの方がもっとぶっ飛んでて気持ち良かったような気はする。

スカイ・クロラ

原作読んでないので原作との対比は不能。どこまでも虚ろ。徹底的に虚構で構成された舞台でループとかスパイラルとかやってる割に結局何がどうという話にもなっていないからそう感じるのか。厭世観のあまりレストラン前のジジイの真似でもしたくなる今日この頃。

DMC

素材は一流以上、料理法は一流未満。役者によるキャラクタの再現度はかなりのレベルで笑えるところもそれなりにあるが、濡れ処にボカシを入れるような煮え切らない脚本と演出から来る各所の残念度が澱のように欲求不満を積もらせていく。最後の展開は完全に蛇足。誰がいい話にしろと云った。よくジーン・シモンズが出演OKしたなぁ。

つまり、あまり爽快感とか感慨とかそういうのは感じなかったわけで。観ないと解らなかったことも多いので後悔まではしないけど。

先日ライトノベルなど買いに本屋に行ったら一冊も買わずに出てきてしまって俺様愕然。媚びだけの表紙が張り付いた浮ついたタイトルを一瞥しただけで手にも取らずにスルーしてしまってる。今月ってそこまで不作だっただろうか？それとも俺様の感性がついに鈍磨の極みに到達したのか！？

このままではイカンと書泉に方向転換してよくよく探し直す。それでも金時殿はピクリとも動かないので、結局SFコーナーで何冊かごそごそ買い込む結果となった。今度の小川一水の短編集ってえらく社会派っぽくなったもんだなぁ、とか。

本は通勤電車用なので家ではようやく価格改定後に入荷した×箱など稼働開始。溜まってたDLCを消化した後（MAから持ってくるならもっと良い曲があったと思うんだ。移籍記念のご祝儀か？）、品切れの原因になったというTOVなどやってみる。

実はこのシリーズ、一番最初のTOFしかやったことがないという超ウラシマ状態。まあ連続性はない筈なので特に先入観なくプレイ中。RPGというよりアクション付きビジュアルノベルみたいな感じだがまあそれはそれでよし。しかし、どうにも我慢がならんのが日本語の壊れっぷり。「～くない？」とか「違く」とかいうセリフがちらほら出てきたりする。どっかの日本語学者あたりに云わせれば「日本語はこれまで変化してきたしこれからも変化するんだからそんなもん」ということになるのかも知れんが、このコンビニ前ウンコ座りの臭いがする言葉尻からは知能と低さモラルの欠如しか感じられなくてイラつくことこの上ない。あとヒロインの台詞の疑問系が「～です？」なのもいちいち癇に障る。無駄な語尾上げの次くらいに嫌いな言葉遣いだ。こんなの喋らされる声優の中の人は大変だな。

まあ、その辺に耳を塞げば解りやすくて楽しめるライトでポップなコンシューマーRPGではないかと。まだ終わってないけど。

そういやタイガーころしあむの続編も買ってたんだがまだ半分くらい残して休眠しちまったなぁ。楽屋オチに段々食傷気味になってきたとか戦闘がだんだんかったるくなってきたとかまぁいろいろ。あと桜の弓矢の扱いはアラとかどーとか云う以前に完全にデタラメ。弓道部ならクビ。ちょっと調べれば解ることなんだからリサーチぐらいすりゃいいのに。

あー、テンション低っ。