Apr.24, 2015

PTS MAGPUL PDR-C(研磨編)

[GUNと鯖芸]

それでは、メカBOXのメンテナンス。

分解直後のメカBOX。グリスこそ塗られてはいるが、表面はザラザラ。

まずは全てのパーツを外し、メカBOXのケースやギアをブレーキクリーナーで脱脂洗浄。

思わず笑ってしまうくらいザラザラのケースを研磨していく。

研磨のポイントは大きく分けて三つ。

  • ピストンレール
  • タペットレール
  • 給弾ルート
研磨前(上)と研磨後(下)。

各部をコンパウンドで研磨していく。腐っても金属相手なので、コンパウンドは模型用ではなく車用を使う事にした。仕上げに金属研磨剤を使用。

鏡面といっても限度があるので、そこは適当に。

よく鏡面鏡面と云うが、ダイカストの鋳肌相手に文字通りの鏡面を出すのは困難だし、本当に鏡面になってしまったらグリスが乗らなくなってしまう。なので、まあまあ物が映って手触りが滑らかになる辺りまでで良しとしておく。

記事にしてしまうと短いのだが、延々研き続けるのでえらく時間がかかっている。手で研いているとキリがないのでリューターに円盤状のバフを付けて研磨したのだが、それでも半日がかり。

ケース中央部分の外郭がスパーギアにが接触しそうだったので処理。

ケースの縁にスパーギアが擦りそうな所があったので念のため鑢がけをしてから研磨。

セクターギアのカム研磨。えらく硬い素材なので、研磨といっても多少光沢が出る程度。手触りはだいぶ滑らかになっている。

最後にもう一箇所研磨。セクターギアのカム部分は件のタペットプレートと接触するので、念のため研磨しておく。ギアを交換する方も該当部分を一度チェックしておくことをオススメする。

次はシム調整など。

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