PTS MAGPUL PDR-C(組立編)
組立は分解の手順を逆に進めるだけ。なのでいちいち写真は撮らずに一気呵成に組み上げる。
洗浄でグリスが飛んでいるので、部品の摺り合わせ、噛み合わせのグリスアップを忘れないこと。特にマガジンキャッチはボタン部からトリガーブロック内部、ロッド、プレート、マガジンキャッチ本体に至るまでの動きを辿りながらチェックすること。
本体は薄くて配線の逃げ場がほとんどないので、配線は極力すっきりとまとめること。特にトリガーやマガジンキャッチのリンクロッドへの干渉に注意。気を抜くとレシーバーに挟まれて思わぬ所でロッドを押さえつけたりする。
あとは愛情を持って組み上げよう。
すべて――磨き上げた
きれいだよ
ピストンの滑りも完ぺき
いい感じ
全部ピカピカ
グリスも十分
君の動き きれいだ
最高だぜ シャーリーン
それでは、長らくお待ちかねの実測。
No. | J | m/s |
---|---|---|
1 | 0.9 | 94.9 |
2 | 0.9 | 94.9 |
3 | 0.9 | 94.9 |
4 | 0.92 | 95.9 |
5 | 0.9 | 94.9 |
6 | 0.92 | 95.9 |
7 | 0.96 | 98.0 |
8 | 0.96 | 98.0 |
9 | 0.96 | 98.0 |
10 | 0.92 | 95.9 |
射撃レートは15発/sec。HOPなしとはいえ、ほとんど規制一杯のパワーになってしまった。
ピストンヘッドを6穴にしたり、スプリングを圧縮状態にして一晩放置したりと、パワーを抑える方向の小細工はしてみたのだが、マージンがほとんどない。
まぁサバイバルゲームに持ち込むわけではないから今回はこれでもいいが、今後の課題としてスプリングの交換は考慮に入れておこう。
これで積み残しの課題は、
- HOP調整機構の改修
- スペアマガジン対応
- パワーダウン(メインスプリング交換)
- 照準器の搭載w
…といったところか。
ともあれ、「箱出しでは実用できない中華ガンを実用レベルに整備する」というミッションは達成できたのでまずは満足。
いずれより完璧を目指したチューンUPを行っていきたいところではある。
まずは部品代の捻出かなぁ……_(:3」∠)_