Nov.16, 2005

ウラシマなGUN整備記(6)

[GUNと鯖芸]

銃は弾が出るだけでは駄目です。狙った所に当たってくれないと意味がない。

とはいえ、私のスタイルでは弾を見ながら修正すれば良かったので精密な照準は不要で、サイトは全く手付かずの状態でした(何しろAUGのスペシャルレシーバを手に入れてマウントレールを取り外し、つまりサイトなしで使っていた位)。

しかし、今回はレギュレーションで黒い弾が必須となったので、修正しようにも弾が見えません。つまり、今度ばかりはまともなサイトで狙いを付けられないとマズいということ。

仕方ないのでAUGにはマウントレールを戻してダットサイトを付け、P90は標準装備のしょぼいダットサイトがあるのでこれを調整します。

ただ、このサイト調整というのが難物。

たかだかトイガンにボアサイト(砲口視線検具)などという高級品は付いていないので、照準の軸線と銃身の軸線は一致していないのです。弾が照準の真ん中を捉えるのは両軸が交差する一点のみで、他の点では必ず(軸が一致しない上下方向に対して)誤差が出ます。だから、こと上下方向に関しては、予め想定される距離に対して調整し、あとはその距離に対して実際の距離が近ければ上方、遠ければ下方に、人間の方が修正するしかありません(ただし、実際の弾道は直線ではないので、遠いから必ず下方への修正が必要かというとそうでもないのが面倒)。

しかし、想定される交戦距離である15~20m程度の射距離を都会では確保することができません。昨今の社会事情を考えると、とてもじゃないが河川敷で試射、などという真似は不可能です。国家権力の狗が飛んできます。即座に。

仕方ないので、とにかく左右方向だけきちんと合わせ、あとはフィールドでとっとと合わせてしまう他ありません。どうせホップアップの調整も必要だし。

問題はダットサイトのバトラーキャップ(クリア)が品切れであること。一つ上のサイズを買って合わせるか、色付きので我慢するか。前日までに決断しなければ。

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