Mar.12, 2006

粋だぜ!リコーの中の人!(含・妄想)

[Diary]

デジタルカメラが修理から上がったというので引き取りに行って来ました。

伝票を見るとやはりCCDの問題だったようですが、交換ではなく調整で対処された模様。まあ、直っているなら方法は問わないんですが。

で、店員が電池を入れて「確認してください」というので本体メモリ内を見てみたら、メーカーで撮影したらしい画像を見てびっくり。

修理上がり品のメモリにこんなの入ってました。

最初「こんなん撮ったっけ?」と首を傾げたものの、中三針のスイス時計っぽいこの機械は記憶にありません。

持って返って端末の画面で確認してみたら、ロンジンがアメリカ陸軍航空隊向けに作ったモデルです。シリアルは1940年代初頭。ワインディング・インジケーター付き。ケースはニッケルか800シルバーか。GCT表示かどうかは解りませんでしたが。

しかし、テスト画像か懐中時計というのは果たして偶然なのか?

実は、ウチのアクセス記録にはリコーのドメインが含まれています。私の個人的なリコーとの関わりは文京で画像関連の仕事してた会社の元同僚数名くらいですが、付き合いは浅かったので彼らとは考えにくい。

もしかすると、中の人が懐中時計の愛好家で、先日の日記を見た上で実際に修理してくれたのではないか。そして、このテスト画像はそんな中の人からの無言のメッセージなのでは?といきなり脳内ストーリーが飛躍する私(笑)。なんかいい話になってきたので、この脳内ストーリーに基づいて粋なリコーの中の人(仮称)に感謝感激しつつ、今後とも撮影を楽しもうと思った次第です。

実際、時計のような小物のマクロ撮影を主眼にするならば、この機械は非常に良い仕事をしてくれるのです。確かにコンパクト機にしては大柄だしブレ補正のような流行の機能は積んでませんが、アダプタを使ったレンズ周りの拡張性はコンパクト機には普通ないものだし、バッテリ、電池、アダプタの3wayな電源周りの造りも非常に実用的。モノ撮り趣味をお持ちの方にはオススメです。

でも、GX8欲しいんだよなぁ。リングストロボ使う時に内臓フラッシュ切れるし、ケーブルスイッチ(銀塩でいうレリーズ)も使えるし。GRの画像エンジンは評判良いようですが、レンズが28mm単焦点なのでちょっと性格が違うかも。オプションもGXとは互換性ないし。

GX8の後継で、GRの画像エンジンを積んだモデルとか出ないかな?無理にギガピクセル化はしなくてもいいけど、液晶は大きくなって欲しいなぁ。コンパクト機の宿命なんだけど、モニタが小さいとピントの確認がものすごく難しいので。

ともあれ、こうしてGXも見事復帰を果たしました。ありがとうございます、リコーの中の人!

…で、オチはというと、ホントに妄想だったというわけで(苦笑)

吉祥寺にあった個体とシリアルが一致したのでそこで撮ったもんには違いないのですが、持ち主の私が撮った記憶の無い画像とはこれいかに。本体のメモリも使ってなかったはずなんだけど、まあその出所のあたりはさておき、人騒がせな私でした。ちゃんと確認しろってばよ(嘆息)。


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