Apr.02, 2006

出来ておる喃、馬車道は…

[Diary]

昨日のスキーの帰り、夕食を馬車道とゆーファミリーレストランで摂る。
大正浪漫風というか、ウェイトレスが袴姿。アンミラみたいなウェイトレス鑑賞系で、ここに来てメニューの変遷を批評できるコイツらは完全無欠の駄目人間じゃねェのかとか内心思っていたわけですが(笑)、実際食事してみるとかなり快適だったのでその感心をメモしておきます。

全体的に雰囲気が落ち着いていて安っぽくない点は、店内のトーンもさる事ながら、ありがちなファミレスのようにレジ周りにごちゃごちゃオモチャや駄菓子を積み上げないからか。ドリンクバーも合理的な範囲内で他店より一段高級なのに感心。リプトンとはいえ、葉っぱでお茶を煎れられるのはいい。料理も悪くないし、社員食堂並みに使用痕のある什器にげんなりすることもない。

が、何より評価できたのは店員がマトモだったこと。ちゃんと日本語が通じるし、聞いた限りではファミコン語を使っていない。店員の充足率も充分でドタバタしてないし異常に待たされることもない。こういう当たり前の事ができている店って、最近どれだけあるんだろう?外食でストレスを感じる事の少なくない昨今では新鮮な驚きだったかも(まぁ、高級な店には入れない身上だからってのが大きいけど(笑))。

そして最後に支払いを済ませた時、お釣りを小銭から返す。細かいけど、なかなか出来ることではありません。これが逆だったら、つまりありがちな「大きい方が~、小さい方が~」だとどうなるか。私の二つ折り財布の場合、小銭入れと札入れには同時にアクセスすることができません。特に、小銭入れの蓋を開けたままいきなり札を渡され、慌てて札入れを開いた瞬間に小銭入れから小銭がバラバラ、というケースもあるし、一旦小銭入れを閉じて札を受け取って札を入れてまた小銭入れを開いて小銭を仕舞うという二度手間も忙しない。一度に渡されればまだ自分で順番のコントロールもできるのですが。だから、小銭→札という渡し方は合理的だし、もし客の財布を見てそういう渡し方をしているのだとしたら大したもの。

というわけで、「出来ておる喃」と思った次第。ただのコスプレ食堂ではないのです。

何か大義名分を与えるようで癪だけど、良いものはきちんと評価しないとね。私は制服がアレでなくても行きたいと思える店だけど、彼らは果たしてどうであろうか?(笑)

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Comments

From :さちほ : 2006年04月03日 16:15

ぇー(笑)
制服というか、お店の内装とか、編み上げブーツとか(制服じゃん)注文を聞いて去っていく時の「ぺこり」がお気に入りなのでっすぅ♪ あと蟹。
ドリンクばーも素晴らしいのですが、鶴ヶ島店以外で導入されているのを見たことが無いので、妙に高い頻度で千葉から鶴ヶ島まで通う羽目に…

From :とみ : 2006年04月04日 23:11

わたしも、馬車道好きですよー。
ただ、店舗が埼玉、群馬に偏っているんですよねー。
なかなか行く機会がないです…
(たぶん、数年は行ってないなー…)

From :PsyonG : 2006年04月04日 23:23

甲殻類は敵だ!(挨拶

そうか、チェーン店とは言っても全店均一のサービスかどうかは判らないんでした。

何年か前にさら丼と深夜世界の果て(熊谷界隈)まで郵便配達(wに行った時にも悪くない感じだったんで、そう大ハズレはないんじゃないかなー、とは思うんですが。しかし、ドリンクバーは他店でもあの仕様でお願いしたいものですなー。


いずれにしても、これからもあの調子で頑張って欲しいものですね。