[PBMとは?]まとめ、そして仮称とか
というわけで、「文章を媒体とした多人数参加型RPG」という表現に込められたPBMの特徴について説明してきました。要約すると、次の通りとなります。
- 「役割の演技」を手段として物語に参加する遊び
- 文章を媒体とし、結果は文書として保存可能
- 多くの参加者が物語を共有し、コミュニティを形成する
- 健全なコミュニティが生み出す付加価値創造が最終目標
無論、PBMは広義の概念ですから、上記以外の解釈も無数に存在することでしょう。その意味では、PBMの一形態である上記の概念に何か名前を付けてやった方が良いと思います。
畏友アイダスキーも用いている"Tales Weaving"という表現は、多人数による物語への参加と共有という概念を端的に表現していますが、残念ながら既にMMORPGにほぼ同名のタイトルが存在します(余談ながら、私も前世紀末に試作したノベルゲーム向けJavaScriptにこの名前を使ったことがある)。上記の概念では「コミュニティ志向」も謳っていることだし、これらを繋いだ"Community(Communication) and Tales-weaving"
を略した造語として"Communitale"とか仮称してみようと思うのですが、どうでしょうか。
「コミュニテイル」だけだと語感が寂しいので、後ろにRPGと付けてもいいかな?
コミュニテイルRPG。カタカナだとイマイチだけど、"Communitale-RPG"と書けばまんざらでもない気がしてきたぞ、うん。今のところぐぐる先生も知らない言葉のようなので、うまくいったら提唱者の栄誉は私のもんだ!(笑)
ともあれ、まずは目に見える成果を目指して頑張ってみましょう。