Nov.03, 2006

めいきんぐ・おぶ・乙式高次物質化能力者

[Diary]

畏友アイダスキーが乙式あるいはZ舞HiMEこと舞-乙HiMEのTRPGをオンラインでやると言い出してはや一月になんなんとす。

気軽に誘いに応じたら、本当にルールとかシナリオとか作ってしまった。なのでこちらもそれに応えるべく、チャット場やらMediaWikiやら用意してみた次第(非公開だぜい(笑))。

さて、器はできたが中身がまだだ。キャラクタを作らねばならない。

キャラクタを作るには、世界観をある程度でも把握する必要がある。とはいえ、使える金はないので東京に居た頃に録画しておいたデータを見直すのと、webでちょいと調べる程度だが。DVDにはなにやらショートエピソードのオマケがあり、ゲームにはむしろそちらの方が役に立ちそうであったので、事のついでにレンタル屋に寄ってみたところ、「レンタル専用」と貼ってあるホログラムっぽいステッカーに嫌な予感を感じて借りずに帰ってきた。後で調べると、やはり特典の類がオミットされている。やってくれた喃。やってくれた喃。さすがにDVD一気買いは無理なので、見なかったことにする。

まあ、雰囲気は大体解った(ような気がする)のでいいとして、今回独特なのがGEM。称号でもあり、特殊能力でもあるが、キャラクタの個性とも結びつかねばならない結構複雑なシロモノ。

こればっかりは音声ではそもそもどんな字かも解らないのでwebを漁る。まあ、探してはみるもので、宝石に見る『舞-乙HiME』というページを発見。宝石の解説からキャラクタの解説まで付いていて参考になる(解釈がちと強引な気もするが、このくらいはご愛嬌というものだろう)。あー、アメリカ懐中時計と薔薇乙女なんてネタを再燃させたい俺が居るが、絵が調達できなければ駄目だ駄目だダメだーっ。

ところで、前作と関係なさそうなキャラクタのネタがスタッフ繋がりの他所の作品であったというのはここで初めて知った。こーゆー繋がり方というのは、スーパーロボット大戦とゆーかジャイアントロボとーゆーか。解る奴はさぞかし笑いが止まらんかったことであろう。

ともあれ、GEM作成の法則らしきものを読み取るに、

  • 頭の熟語は造語上等。字面と響きが何らかのイメージに繋がれば良し。画数を多くしてゾッキーな感じに(違
  • 宝石は和名であれば大概使える。セーラー戦士しか持ってないよーな架空の石でもいいらしい。
  • 宝石のメッセージのため、英名も一応押さえておこう。
  • 宝石言葉というのは一応考慮しておいたほうがいいんだろうか?

…とまあ、こんな感じ。で、GEMから連想されるイメージに合わせて能力やらキャラクタやらをデザインすれば良さそうだ(キャラを先に立ててからGEMをデザインしてもいいだろう)。

ところで、PBM時代からいつも困ったのはキャラクタの名前なんだが、今回も面倒。作中のキャラクタには何らかの元ネタ(前作っつーか前世っつーか)があり、それをもじってあるものが多い。だから、そっちの方も考えておかなきゃなるまい。うーん、面倒だな。

……実は、そんな筋道を立てる前に、テキトーに作ったモノで突っ走ってました(軌道修正はしてるけど)。オマケになんかネタ分の混入率高いし。すみませんすみません生まれてきてすみません。でもまあ、こういう作業は楽しいものだ。

ただ、キャラクタの設定はあまり細かく決めすぎないように気をつけなければ。プレイ中に設定の空白を「自然に」埋めていく事で成長とか物語ってのは生まれるわけで、TRPGやPBMはそれができてナンボのもの。「始まる前が一番楽しい」というのは、他のプレイヤーやマスターそっちのけで「俺様の妄想最高!」と言ってるに等しいわけで、プレイヤーとしては実に情けない台詞だと思うのだな。

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