Jan.15, 2007

知事選前に飯を噴く

[Diary]

ウチの近所では来週知事選。

定休日の店舗から新聞を回収したら、「新聞」と銘打った紙が一枚くっ付いてた。

政治ビラの類か何かかと見てみたらまあ何ともお粗末なシロモノで引きつり笑い。ネタでやってるわけではなく、いたって真面目にやっててこの内容なので有体に言ってイタい。

知事選について、「現職俄然有利」「何万票水を開けるか」の煽りから始まって「磐石の構え」「保守王国の歴史の重さ」とくる。まあ手前味噌ならそれも良かろうが、対立候補の段になると「勝てるとすれば年齢だけ」「おろかな県議もいたもんだ」とくる。

品がねぇなぁ。実に下品だ。しかも煽りに全然根拠や説得力がない。煙草ふかしてそこら中にタンツバ吐き散らしながら手前勝手なことをほざくオッサン、といったレベル。

しかも別の県議選の提灯記事にしてからが「~の功績と実現化の足跡は、何と言っても(某案件)に尽力した実績はその実力を充分に発揮した分野であろう。」(ここまでで一文)とか。どうやら日本語がえらく不自由なようだ。

いくら新聞っぽいレイアウトにしたところで、こんなアジビラ未満の内容では発行陣営のお脳の程度が知れるというものだ。「謹賀新年」と銘打って名前を連ねる地方議会や各種組合のお歴々もコイツの同類なのかと思うと暗澹たる気分になってくる。

まあ、この素晴らしき保守王国には前世紀末の選挙(飛び交う怪文書、県庁内では幹部職員が現職派の選挙運動、知事選投票日を1/3にして不在者票を大量動員とか。オチは現職大敗で議会は県選管の問責決議案可決)という、知人の某氏が聞いたら泣いて喜びそうな突っ込み所満載の金字塔がおっ立っているからなぁ。「保守王国」とか嘯いているうちは駄目だろ、とか思う。

大体このネタ選挙を制した現職にしてからがリクルート事件連座とか、JASRAC理事長天下りとかいう体たらくなんで、何をかいわんや。

そんな私は職場で回ってきたどっかの後援会名簿への記入を「付き合いで政治家は選ばないのでこの人の資料下さい」と突っぱねたり。

まあ、自分は自分の考えで票を入れるのだ。あと放っておいたら間違いなく棄権するであろうな親の尻を蹴っておこう。

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