Jul.26, 2007

上半期総括

[Diary]

今回はいつもに増してとりとめない構成で書き散らす所存。

名簿に「職業:ガンマン」と書いて寄こした畏友アイダスキーのセンスにシビれたのは今となっては遥か昔。印刷物にリアルな住所氏名を乗っけて不特定多数のプレイヤー間を流通させるという当時のPBMのシステムはなんとも牧歌的で微笑ましいものだったが、個人情報の扱いがセンシティブになった昨今では絶対に通用しないシロモノでもあったろう。それが構造問題として表面化する前に消えていったのはある意味では幸せなことかもしれない。

ともあれ、自分もちょっと転職してみた。とりあえず新しい職業は「アーチャー見習」といったところだ。暫くしたら「アーチャー三級」の称号を手に入れるかもしれない。さしあたり、単独行動であちこち出かけてみようと思っているが、金の供給が断たれると現界できなくなってしまうので、まずは銭の確保が先決だ。

ということで、最近役所相手の事務作業がえらく多い。その場でトラブルを起こさないように、大抵手続きの数日前には内容を確認しに行っているにも関わらず、回答内容が間違っていることが一度ならずあった。勘違いから来る些細なケアレスミスとはいえ、それに振り回される方はたまったものではない。平日に有給取ってるような余裕のない社会人がこれ食らったらキレそうだな、と思いつつ笑って許せる私はアーチャー見習い。

幸い、「アーチャーへのクラスチェンジには正当な理由があると認む」と認定されたので、国家から最低限の魔力供給が行われることになった。クソ報告書も欠かさず書いておくもんだ。アーメン・ハレルヤ・ピーナッツバター。

それはそれとして、最近やけにモノが壊れる。

ついさっき、聖剣エクスカリバーがぽっきり逝った。去年さっちんが私に授けてくれたところの聖剣型ペーパーナイフなわけだが、せっかく市から仰々しい封筒が届いたので試しに使ってみようと引っ張り出したところ、最初の一突きでぽろりと刀身が取れた。よくよく見ると、鍍金のかかったダイカストをいい加減に貼り合わせてるだけだけだからさもありなん、といったところ。瞬間接着剤で付け戻しておいたけど、構造的に力のかかる部分がこんなヘボい造りになっているのでは長くは保つまい。うーむ、サブカル流行モノのグッズってどーもこういう造りが多いな。

ちなみにそんな聖剣の犠牲を払って開封した書類は「男女共同参画社会に関するアンケート」なる紙束であった。今時キャッチセールスの枕詞でも聞かないような文句だ。まあいいけど。

それより問題なのは五月にバッテリ交換によってSLEPを完了したはずのiPod(3G)が頓死してしまったことだ。電源を入れても起動できない。一度分解して強制的にバッテリの接続を断ってから再度起動させると一旦は復活したが、数日を経ずして今度は充電が不可能になってしまった。万策尽きたので死亡認定。

ポータブルオーディオがないと単独行動に差し支えるので、しばし瞑目の後、諦めてiPod shuffleを購入。いずれは出るであろうiPhone型インターフェースのiPodを動画ビューア兼用のプレイヤーとして使いたいところだが、shuffleのこの手軽さは後にそういうのを買ってもなお棲み分けが出来るくらい便利(その分割り切りも要るけど)なので、まあ許容範囲かな、と。出費はそれなりにイタかったが。

ほんでもって最悪なのは、この時期に冷蔵庫が変死を遂げたこと。一度ならず問題があり、一度はメーカーのサービスマンが密かに部品を追加してまで修理していたものだったのだが、その追加されたところの除霜ヒータがある夜突然大暴走。庫内のあらゆる氷をとかちつくちてドレインパンが溢れ返ってそこら中を水浸しにした挙句の果てに、庫内温度を計測限界を超えて温度計が表示できないような領域に叩き込み、アイスクリームから冷凍肉までありとあらゆる冷蔵・冷凍食品をダメにして果ててしまった。翌日の異臭騒ぎときたらもう。

例によって分解はしてみたが、今度ばかりはどこか電気的な問題らしく、何度再起動しても途中でブレーカーが落ちるような感じでコンプレッサーが動作を中止してしまう。仕方ないのでこちらも死亡認定。部屋がコンクリート造の最上階で、日の後半には南壁面と天井から遠赤外線が降り注ぐような暑さに見舞われるため、冷蔵庫の死亡は本当に痛い。これの買い替えとなるとまたかなりの出費だ(ウチはこと家電に関しては一点豪華主義の伝統があるからなぁ)。

しかし、自分が分解修理した筈の物がこうまで次々と死んでいくと、なんとも暗澹たる気分になる。クロック程度ならまだ大丈夫なんだが。…なんか魂の起源に「切断」「結合」の複合属性でも入っとるんじゃろうか。

さて、下半期はどうなりますやら。

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Comments

From :hkondo : 2007年07月27日 02:42

半期お疲れ様でした。
今年の夏はとにかくモノが壊れる年かもしれませんな。私の周囲も次々と。たまったものではありません。修了が遅れる…。

From :さちほ : 2007年07月27日 22:11

わはー、一撃にすら耐えないとは、なんというエクスカリパー…

From :とみ : 2007年07月27日 23:29

とかちつくちて にふいたwww

夏の暑い中閉め切った部屋の中で死体と生活みたいな事件が、度々ありますが、近所に漂う異臭はそんな感じなんでしょうか…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

From :PsyonG : 2007年07月30日 00:22

>> hkondoさん
お疲れっすー。
いやー、ディスクアレイの頓死もたまらんですな;こっちはRAIDなNASのひとつも入れられないへっぽこ具合なんでアレですけど。
ま、どっかで区切りつけて仕切り直さないとやってられないっしょ、とゆーことで。がんがれ俺。


>> さっちん
んー、「もろっ」とゆー感触とともに分解しましたw
こんなのを聖剣とフカす腐れ妖精は稀代の詐欺師として未来永劫反英雄扱いにしていいんじゃないかと思うぞ。


>> とみ先生
なんか周囲でヘンな宗教が流行ってて知人が「ごまえー」とかヘンな呪文ばっかり口走ってます。タスケテ。
なんつーか、世の殺人犯共がどうして皆「遺体を何重にもビニール袋に包」むのか、その理由の一端が如実に解りました。何枚ビニールに包んでも何か漏れてくるよーな気がするんですよこれが;ゴミの日である翌日までの20時間強があれほど悩ましかった日もちょっとありません(死
冷凍庫のパンに溜まった赤茶色のドリップ汁は、とてもじゃないけど文明人に耐えられるよーなシロモノではありませんw