Apr.09, 2006

弐號。

[アンティーク時計のある暮らし]
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ミニトランク一号(右)と二号(左)。二号が少し白っぽく見えるのはまだワックスが乗っているため。これから使いながら磨き込んでいくことになります。

ミニトランクを使った懐中時計ケースを先日ご紹介しましたが、もう一つトランクを手に入れたのでご紹介します。

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とりあえず一号の中身を移植してみた。

基本的に仕様は同一です。唯一の違いはその色。素材であるオイルレザーをワックスレザーに変更したことで、よりアンティークらしい深い焦茶色に仕上がっています。

このワックスレザーは、元々は他のシリーズであるショルダーバッグに使われていたものですが、私はこの色に一目惚れしました。そこで、懐中時計ポーチの試作でお世話になっていたついでに是非にとメーカーにお願いし、ミニトランクの次期ロットの一部をこのワックスレザー仕様として頂くことになったのです。

完成した実物は期待に違わぬ出来映えで、新品とは思えない深みを持った雰囲気があります。アンティーク時計のお供にはおあつらえ向きと言っても良いでしょう。

現在材料を切らしているのでコレクションケースとしての仕上げはまだですが、とりあえず最初に作ったケースの中身を移してみたところ、(同型なので当然ですが)ぴたりと収まっています。これで、二つで一ダースの時計を収めることが可能となりました。もっとも、そこまでコレクションが増えるにはまだまだ時間がかかる事でしょうが…(苦笑)

特注品に近いので少々高くつきましたが、大満足の一品です。こうした経緯で作って頂いたものなので、この世で唯一とまではいかないにしろ、かなり希少になっています。さしずめ、ミニトランク界におけるはぐれメタル(笑)。そんな意味でもちょっと自慢の一品となっています。

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