Apr.23, 2007

はてな記法って便利だな

[Diary]

CMSがメジャーになってくるにつれ、HTMLをごりごり書いてアップロードという手段は過去のものとなり、ブラウザの上でテキストを打ち込むだけでコンテンツが作れるようになりました。

それでも、修飾や論理構造まで踏まえてきっちりページを作ろうとすると、まだまだタグから離れられません。当サイトでもちょっと頑張ってページを作り始めると事実上ページをHTMLで書いてました。

かなり定型化も進んだとはいえ、面倒には違いなく。そこで、もう一段の手抜きを目論む事にしました。それがTextFormatプラグインの導入です。

これによって、タグをさらに簡略化したテキストフォーマットで記事を書く事ができるようになります。

YukiWiki風フォーマット、PukiWiki風フォーマット、はてな風フォーマットから選択可能となっていたので、今回ははてな風フォーマットを選択しました。

先日別件で弄っていたのでPukiWikiフォーマットでも良かったのですが、色々やろうとするとテキストフォーマットとプラグインを複合させる必要が出てくる(流石にプラグインのプラグインとか云い始めると訳が解らなくなる)ので今回は見送り。

私自身はてなを使ってはいないのですが、PukiWikiフォーマットと比べて記法がさらに洗練されている印象がありますな。流石というべきか。Amazonなどの他サイトとシームレスに連携できる点も凄いっちゃ凄いんだけど、あまり書評とかやらないのでイマイチ使い切れなさそう。

何はともあれ、論理構造をきちんと作れて、かつ楽ができるという意味ではこのテキストフォーマットは実に秀逸です。デザインの調整は全くしていませんが、それでもそこそこ表示が出来てる‡1あたり、これまでのデザイン(マークアップ)の方向性は大筋では間違ってなかったんだなぁと安堵。

ただ、テキストフォーマットだけではどうにもならないのが画像の扱い。ウチの場合はアップロードした画像を単に貼り付ければ終わりではなく、原寸ではない場合はサムネイルにポップアップへのリンクがあるし、キャプションを含むブロックで区切っているので、これだけはアップローダから取得するタグをコピーして埋め込んでやる必要があります。

今回はこれが意外な落とし穴。埋め込むタグに含まれるポップアップ用のURLがさらにaタグへと自動展開されてしまってぶち壊れてしまいました。これはイカンと、慌てて用例をひっくり返し、空のブラケットを前後に配置すればエスケープできることが解ったのでそのように。しかし、アップロードの度にそんな修正を加えていたら無駄な苦労が増えるので、アップローダを弄って貼り付け用のタグを最初からエスケープ済みの状態で出力するよう修正。

自分のところの用件に関しては、これでほぼ記事作成のサイクルが完結しました。

験しに書いてみた先日の記事では、記事が上がるまでの時間が従来のHTML直打ちのほぼ半分くらいに減りました。エディタにタグ補完マクロなんかを入れて効率は極力稼いでいたとはいえ、テキストフォーマットの簡便さには到底及ぶべくもなく。

これでバリバリ記事が書けるかというとさにあらず。

結局、一番のボトルネックは私の脳だったりするわけで。ネタが出来てないんじゃ記法以前の問題だ。orz

でも、少しはマシになってるはず(汗。

  • ‡1: 注釈部分は今のところタダのブロック表示。クラス名を合わせないとな。
Here are 0 Comments & 0 Trackbacks