大改装と公試運転
注文が別々になった(液晶のドット欠けをきちんと見極めるためには、先に本体を仕上げる必要があった)ので、到着のタイミングが合うかどうか微妙なところだったが結果オーライ。
本体は無事組み立てを終え、今日一日Memtst86をぶん回してのチェックも完了。よほど性質の悪い地雷が埋まってない限りは問題はなさそうだ。
そして、到着した液晶ディスプレイを接続していよいよ公試運転。
購入したディスプレイはBENQのFP241WJ。上位モデルという触れ込みのFP241WZはそのウリがあんまり評判良くないようなのでパス。24インチのWUXGAディスプレイ。早速ドット抜けがないかチェッカーで画面を塗り潰してチェックしたが、今のところ問題はなし。暫く使ったらまた再検査して最終確認の予定。5%のドット抜け保証は無駄に終わりそうだが、保険抜きで博打を打つには高くつく買い物なのでまあ仕方あるまい。
これと元からある19インチCRTを組み合わせてデュアルディスプレイ環境を構築。WUXGA(1920x1200)+SXGA(1280+1024)というデスクトップ領域は、作業効率の上ではもう別次元。極端なハイエンドでなくとも性能が一定の水準に達している昨今、この手のインターフェースの効率と快適さこそがモノを云うんじゃないかと思う。ちなみにポインティングデバイスが大型トラックボールなのがミソで、ボールを弾くだけでディスプレイの端から別のディスプレイの端までそれこそひとっ飛びにカーソルを飛ばすことができる。マウスではこうはいかない(それができるような設定をしたら今度は細かい操作が地獄になる)。キーボードはLogitechの電波ワイヤレス。配列にクセはなくタッチもまあまあ、コンパクトなわりにテンキーまで装備と、なかなか悪くない。おかげで座椅子にふんぞり返りながらでもテキストが打てる。
PC繋いで表示しただけで付加機能の類は全く触ってないのでFP241WJについてレビューじみたことは書けないけど、特に文句をつけるべきところはない。パネルの輝度はかなり高くて、10%くらいで抑えても隣のCRTが霞んで見える。
さて、こうしてほぼ問題なく稼動はしているものの、気がかりな点はないでもない。
- タブレットを繋ぐためのシリアルポートがバックパネルじゃなくて基板上のピンヘッドに。ブラケット買って来て引き出さないと。
- TA690GのBIOSメニューで何故か起動デバイスの順番指定が見つからない。ちょっと気分悪い。
- 2GBでも大丈夫と解ってはいても、やっぱりメモリがあと2GB欲しいなぁ。
- 実はCRTの調子が微妙に悪くてたまに画面が揺れる。orz
まあ、些細っちゃあ些細なことだけど。ただ、最低でもブラケットの組み込みは必要なので、本体の完全ネジ留めとラックへの格納はしばらく先になりそう。
さて、これから各種ユーティリティにアプリケーションの組み込みと設定が待っている。ついでにバージョンチェックもやっているので相当な手間なんだけど、快適な作業環境構築のためには避けては通れない作業だ。
がんばろー。
カードに溜まったツケは……まあ、その、あれだ。orz