Nov.03, 2007

休日は天使とダンスを

[Diary]

「天使とダンスでもしてな!おっさん」

というわけでAC6が届いたので一日がかりでノーマル一周してみる。さあ、飛行機一機(一編隊)で世界を救う超エースここに光臨。俺の事だけど。

操作系はPS2と大差ないレイアウトだが、アナログスティックの位置が非対称なのと、グリップ部分の角度の違い、そしてボタンとトリガーというボタン形状の大きな違いから、PS2でL,L2/R,R2に相当する部分(ラダー、スロットル、ブレーキ)の感覚が結構違う。一回りする頃には大分慣れてきたものの、問題は特殊兵装切り替えに使うBACK(PS2ではSELECTに相当)の部分で、かなりの頻度でコントローラど真ん中のPAUSE(×マーク)ボタンを押してしまう。さすがにメーカーもこの可能性は把握しているらしく、マップ操作ボタンと入れ替えが可能になっている。

ただ、明らかに劣化しているのはマップ(レーダー)の使い勝手。PS2のボタンはアナログ操作ができるのでマップボタンの押し込み加減で倍率のコントロールができたのだが、これが出来ずに順送りの切り替えしかできなくなってしまっている。しかも全体表示をすると半透明処理もされていないマップが画面左下1/4近くを占拠してしまう。おいおい。そして最大の問題は倍率が勝手に切り替わってしまう事で、折角6時チェック用にミサイルが見える倍率にしているものが勝手に縮小表示になって警戒ができなくなる。ナメてるのか。パッチで改善できるもんならしてほしいところ。

さて中身はというと、ハードウェアのスペックが上がってるせいか、まず感じるのはとにかくオブジェクトが多いこと。仮にPS2世代が256個止まりだったとすると65536個くらい出てくるような感覚。とにかくそこら中、どっちを向いてもが敵まみれなので、これまでのように出てくる敵をとにかく鏖殺すればよいというわけではなくなった。弾は増えているとしても、とにかく時間が足りない。

敵が多いということは必然的に後ろに付かれる局面が増えるということで、ちょっと気を抜くとばかすか後ろからミサイルが飛んでくる。味方や僚機の使えなさは相変わらずなので、援護させても全く安心できない。ただ、新設のアライド・アタックはそれなりの効果がある。使いどころはちと難しそうだけど。

ミッション内容はとにかく大物が増えた。ギュゲス、コットス、アイガイオンといったデカブツが群れをなして飛んでる光景はもう何処から突っ込んだらいいのかワカランw これが通過点だってんだから。

あとミッションがやたらと長丁場になった。これはそれまでA,Bなどルート分岐になっていた各ミッションが同じ戦場の中で同時進行する複数ミッションの中から選択(対応するポジションに移動)して実行するため。ノルマとして4ミッションとかこなさなきゃならなくなると、それだけで小一時間はかかる勘定になる。一応ミッション単位でチェックポイントとしてオートセーブはされるが、死にかけの状態でチェックされてしまったら最初からやり直した方が早いかもしれない。

機体はまだ全部使ってないのであまり大した事は言えないが、性能の傾向自体はAC4~ZEROの感覚と大差ない。ただ、今回A-10に装備されている無誘導ロケットの迫力と性能は圧倒的。地上制圧によし、大物喰いによし、対艦攻撃にもよし。FAEなんぞとは比較にならないその素晴らしさにすっかり惚れこんでしまい、終わってみると最終ミッションを含めた半分くらいのミッションでA-10を使っていた。ただし致命的に足が遅いので、マップの端から端まで飛び回って火消しをするようなミッションにはさすがに使えないが。とにかく敵がむちゃくちゃ多く、対地ミッションなどやってみると地上ターゲットの撃破数が一回で200とかいう数字になったりもするので、ちまちまミサイルなんか撃っていたら発狂してしまう。シュトリゴンの隊長だって落としちゃうぞ。高レベルでも通用するかどうかはちと不安だけど。

ストーリー自体は所々のネタは面白いものの流れ自体は淡白で、「あれ?これで終わり?」といった感じ。AC5なんかは起承転結がはっきりしていてストーリーとしては好きだったのだが、このレベルには達していないと個人的には思った。悪くはないけど。

あと、昨日畏友しんし丼とオンラインでの協力ミッションをプレイしてみたが、「使える」僚機というのがこれほど在り難くて面白いものだとは思わなかった。素晴らしい。ただターゲットの量が多すぎて、二機では処理する時間が足りないような気がする。実際クリアする頃には青息吐息だったし(誰だあんなミッション考えた奴w)。

ともあれ、次世代機らしい楽しみ方ができるAC6。とりあえず次のステージでまた天使とダンスだ。

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