Feb.11, 2008

らいなぁのぉと。

[Diary]

自分の用事が片付くまで二週間ほど放っておいたけど、先日アップしたノンストップメドレーに一つだけ「よかったぜ」(何となくアフロドロイドを想像してしまった俺)というコメントがついてたので、編集メモ(ネタ帳)を公開。結局ネタバレでもあるので、見たことない人はいっぺん通しで見てみてからの方がいいと思う(45minあるけどw)。

どうでもいいけど三月兎って名前がここに結びつくのって身内だけじゃないのか?秋葉原のアレな店と勘違いされないか?w


今回のノンストップメドレーは、iM@S関連楽曲の中から自分のプレイリストの上位にある曲を中心に構成しました。少なからぬ曲数を多少なりとも絞るため、今回はiM@Sオリジナル曲限定(カバー曲除外)で曲をチョイスしています。

1.GO MY WAY!!(TGS2006 EDITION)
オープニングくらい正当派っぽくやりたい!…ということで一曲目はこれ。明るくハイテンポに突き抜けていきましょー。
M@STER VERSIONではなく、XBOX360バージョンに各キャラのボーカルを重ねています。面子と配置はTGS2006プロモーションムービーに準拠。パートごとにキャラは変わるわメロディとの同期は力業の極みだわと苦労した割には響きが一部ロボっぽく(割れ気味?)なって微妙に冷汗。
曲の繋ぎのために最後をM@STER VERSIONのメロディに繋いでいますが、ボリュームや音色などが微妙に違っているせいかあまり綺麗に繋がっていません。ちと本末転倒。orz
2.キラメキラリ
最初はおバカソングかと思っていたら、妙な中毒性を発揮してすっかりプレイリスト上位に定着してしまったナンバー。キャラクタによく合っていると言えば確かにそうだけど、何より曲が素晴らしい。特に間奏のギターソロが見せる明るい疾走感と上昇感は全曲中でも屈指の出来なんじゃないかと思います。
3.エージェント夜を往く(M@STER VERSION, "T" INJECTION)
BPM繋がりで持ってきたはいいが、いきなりサビに繋いでしまったので非常に短くなってしまったのがちと残念。曲の切り方繋ぎ方ってのは本当に難しいですね。
最初のイントロに繋いで普通にABメロディを入れる選択肢もあったのだけど、どうにも間延びした感じがしたので、今回は勘を信じてサビに直結。
「エージェント」といえばやはりアレということで、M@STER VERSION(真ソロ)に無理矢理注入してみました。
4.I Want(Exc. EDITION)
結構扱いに窮した一曲。
曲調、BPMから言って最も繋ぎに相性の良いのが「エージェント夜を往く」で、既に美事な繋ぎが発表されており。さらにはGO MY WAY!!やキラメキラリと繋ぐという逃げ道すら既に塞がれていたり。おのれ孔明!w
仕方ないので多少小細工をしてみたが何か違う気がしないでもありません。冒頭のコールを兄貴調でなく本人の声で入れてみたら微妙に外れているのだけど、これも味のうちと思ってそのままにw。
歌詞を眺めて二番ベースで編集。もう少し尺を短くできたら良かったのだけど、一見ただの繰り返しと思ったメロディにも微妙な違いがあって綺麗に繋がらないとか歌詞としてアレになるとか色々あったので、あまり無理に縮めてはいません。
サビの部分のループは最初に聞いたときに直感的に思いついたものの、当然のごとく既に通過されている場所でした(そーだよなー誰でも考えつくよなー)。一部の方々のご希望に従って無限ループにするとメドレーが終わらなくなってしまうのでw、今回は控えめに。
5.隣に…
ボーカルだけで充分聞けてしまう胸囲の歌唱力を誇るあずさソロをここに持ってきた点に他意はございません。ええ全く。
浄化などという単語はここには存在いたしません。ええ全く。
曲の繋ぎからして愚民化してしまった運命の人を想って歌い上げている歌詞だなどという解釈もしておりません。ええ全く。
構成にはヒネリも何もあったもんじゃありませんが、素材が良いので結構盛り上がったんじゃないかと思います。
6.蒼い鳥(M@STER VERSION)
ゲーム中でも異色な曲ですが、M@STER VERSIONではさらに編曲が進んでほとんど声楽。
いかに単体の完成度が高くとも、この手のノンストップ系に組み込もうとすると結構困る曲です。テンポの遅さはともかくとにかくボーカルが伸びるのでカットが非常に難しいし、切るところが少なければ編集の自由度もまた減るし。
小細工を弄する余地もないのでごく素直にまとめましたよ、と。
7.First Stage(M@STER VERSION)
個人的にはゲーム内楽曲中屈指の良曲だと思うこの曲。一番のお気に入りはゲーム版の間奏でメロディが変わる部分が作る一瞬の「間」なんですが、今回は尺の都合でその部分に出番を作れませんでした。残念。
8.魔法をかけて!(M@STER VERSION)
イントロに間奏を繋いでいきなりCメロディへ(ちと無理があったような気もするけど、全曲正直にABサビとかやってたら尺が足りない;)。個人的にはこのCメロディがM@STER VERSION楽曲中最高のお気に入りで、この部分を含めたあずさバージョンがあったらもうそれだけで「我がプロデュースに一片の悔いなし!」とばかりに大往生するかも知れないくらいですが、現時点では存在してないんじゃないかと思います。残念。
前曲からの流れもあって、最後のサビだけ律子ソロではなくHYR VERSIONを使用。
9.Relations(M@STER VERSION)
毎回ヘンな小細工してもしょうがないし、イントロの入りが格好良い曲なので、ここは小細工なしでごくオーソドックスにまとめました。
次が千早の曲なのでここでは美希ソロを使用。
10.目が逢う瞬間
ゲーム中ならダンス系なんじゃないかなぁと何となく思うナンバー。
結果的に「目と目が逢う~」のフレーズを使い損ねたのが心残りですが、これまたオーソドックスにまとめたものを繋いでいます。…が、同じメロディでも場所によって微妙に違っていたり前後の旋律が切れ目なく繋がっていたりで(当然切り貼りすると境界目立ちまくりorz)、見た目よりかなり手がかかりました。この曲を違和感なく編集して使いこなしている人は相当なツワモノだと思います。
11.STYLISH QUEEN★
ゲームやMASTER ARTISTからちょっと外れて、THE iDOLM@STER RADIO(歌姫楽園)から。
テンポ良く進むところとボーカルが響くところの対照が格好良く、バックコーラスや曲調がなんとなくアメリカンwでスタイリッシュなナンバーです。でも何だか歌い方があずさというよりちあキ(以下自粛w)
このシリーズには他にも良い曲がありますが、こちらからあまり持ってくるとあずさ・千早ライブになってしまうので、今回はあまり極端にならないように気をつけています。
12.まっすぐ(M@STER VERSION)
前半最後はこの曲。XBOX360版のエンディングにも使われるだけあって、ここで締めくくって終わってしまってもいいような感じですw。
曲自体は真ソロと雪歩ソロを合わせたものを使いました。本当はあずさソロも加えたいところだったけれど、前述の理由でここはぐっと我慢の子。コメント入って初めて自覚したけど、雪歩の声がかなり隠れがちでした。ボリューム弄った覚えはないので声量差ということなのでしょうか。左右の振り分けはやってるので聞き分けられないことはないけど、制作中に気づいたら補正したなぁ。
13.ポジティブ!(M@STER VERSION)
元々ゲーム版から半音上がっているせいもあるけど、亜美・真美の演歌調Cメロディが特徴的すぎてえらく曲調が違って聞こえるバージョンですw。尺の都合上間奏に会話が乗ってる部分は省略したかったんだけど、声がメロディに被っているので分離不可能でした。まあいいか。
14.迷走Mind
「格好良さ」という要素にかけては全曲中屈指と言っても過言ではないナンバー。今回は特に小細工しないで組み込みました。
15.スタ→トスタ→
一曲挟んでまた亜美・真美に舞い戻ってきてしまいました。歌詞はさっぱり意味不明ながらノリと勢いだけで突っ走る中毒性の高いナンバー。すでに「芸」の域に達しつつあるので、これだけは他人にはなかなか真似できないような気がします。
亜美・真美の曲に挟まれた迷走Mindを一服の清涼剤と考えるか真むーざんwと考えるかはまあ皆さんのお心一つということで。
16.私はアイドル♡(M@STER VERSION)
スタ→トスタ→から私はアイドル♡への繋ぎは既に上手い前例があるので正直なところ避けたかったのですが、他に繋げそうな曲をトリにすると先に決めてしまったので、かなり無理矢理ながらもパクりにならないような繋ぎを考えてみました。でもやっぱ無理があるな。orz
直前の曲が強烈でやよいソロだけだとちょっと力弱い気がしたので、亜美・真美ソロを合わせて補強してみました。亜美・真美連投になってるけどまぁいいか。実際に編集する側になってみると、亜美・真美は声がハッキリしてる上に特有の味があるので使い易いのは確かだなと妙に納得。
17.Kosmos,Cosmos(PIONEER RESPECT EDITION)
ある意味で鬼門。
人気が非常に高い上に神的編曲が色々存在するので、滅多なことができません。しかしMASTER ARTIST曲中屈指の良曲を避けて通る道理がないのもまた事実。というわけで、偉大な先人達をリスペクトしつつ自分に出来る範囲で編集してみました。少々尺が長いけれど、たまにはこういうのがあっても良いでしょう。
18.神さまのBirthday(CHORUS EDITION)
クリスマスが終わった後で何ですが、なかなか雰囲気の良い曲なのでチョイス。
春香、千早、美希各ソロを合成して三人コーラスとしています。
19.メリー
続けてクリスマス曲をもう一曲。
企画モノと侮るなかれ。なかなか良い曲です。
ゲームの性質上、各曲を各キャラクタごとに歌ったバージョンは数ありますが、パートが高音/低音に分かれていてハーモニーが聞ける曲というのはあまりないように思います。
間奏部分は正直削りたかったのですが、サビにCメロディを直接繋ごうとすると何かこうガツンと違和感の出る部分が最後まで消えてくれなかったので残すことにしました。まあ、お祭りだからいいでしょう。
20.My Best Friend(M@STER VERSION)
あまり突出した印象はないものの、気がつくと聞いていたりするほのぼさが良い曲です。
今回は三人ユニットのバージョンを使いました。ただ、前後の繋ぎが思い通りに行ってない点には一考の余地があります。前曲とはBPMも近い筈なんだけど何処を間違えたかな。
21.Okey-dokey
THE iDOLM@STER RADIO(TOP×TOP)から。素朴ながら響きの優しい一曲です。今回は使ってないけど、掛け合いのようなABメロディもなかなか。
良い曲ではありますが、カラオケ版はないわボーカルが伸びてメロディの切れ目がろくに使えないわで、このシリーズの曲はどれも編集泣かせなところがあります。
22.空(LITTLE SENTIMENTAL EDITION)
MASTER ARTIST FINALEから、11(12)人目のアイドル(?)音無小鳥のナンバー。
ニコ動に上がっていたオルゴールVer.(sm1288755)が素晴らしかったので抽出ボーカルと組み合わせてみました。抽出パラメータにはもっと追い込みの余地があったかも知れませんが、キリがないので適当なところで手を打ちました。BPM調整が完全ではないので音感の良い人が聞くとアラが出そうな気がするけど、そこはピヨちゃんに免じてご勘弁をw。
全編オルゴールVerにしたこともあったものの、次の曲からラストに向けての流れや勢いを考えて途中からノーマル版にシフトしました。ノーマル版はいかにもなTVサイズの尺ですが、これだけ聞くとなんか少女マンガ系アニメのOPか何かに聞こえなくもない。
23.URGENT!!!
THE iDOLM@STER RADIO(歌姫楽園)から。軽快なメロディとあずさ・千早のハーモニーが魅せるナンバーです。最初から二人で歌うために書かたためか、高音・低音のハーモニーが実に心地よく響きます。あまりのハモり具合に低音部のメロディがどうしても聞き分けられない我が身の音感の不足が悔しくて仕方ありません。orz
24.THE IDOLM@STER(M@STER VERSION, IYAMACMHYR EDITION)
最後の締めはやはりこの曲で。歌うはもちろんオールスター!……と言いたいところですが、残念ながら一人足りてません。あふぅ。
今回は敢えてMASTERPIECE05のReMix版を使わずM@STER VERSIONの各バージョンを合わせて仕上げました。これだと各パート3人ずつ、最大で9人の合唱もあります。ただ混ぜると訳が分からなくなるので、一応グループごとに定位を振り分け(センターACM、右HYR、左IYAM)ています。聞き分けに挑戦するのも一興でしょう(でもFlvの音質80k止まりなんだよな…;)。

最後に花火を打ち上げて終了です。長らくのお付き合いありがとうございました。


制作メモ

やっぱMAノンストップメドレーの作者さんはスゴイなぁ。同じようなもん作ろうとしてみて改めてそう思った。

課題が結構多いので、次にやるならもっと勉強しないといけないことがある。切り貼りとクロスフェード以上の事をやるには何処から手をつければいいんだろう。

使用ソフト

  • SoundEngine Free
  • RadioLine Free
  • Slide Show Movie Maker 3.7
  • Riva FLV Encoder 2.0

音声編集は年末年始で。行き当たりばったりでやってたので三歩進んで二歩下がる感じ。選曲は条件を決めたからまだいいとして、曲順と繋ぎは最後まで悩み倒した。

出来上がってみると神前暁作曲の曲が全て含まれていた。この人は私にとっての神ですか。

画像は適当にでっち上げ。静止画一枚でええやんとも思ったが、さすがに曲名くらいは分からないと動画の意味がないので曲目と歌ってる人くらいは入れてみた。

SSMMのクセには悩まされた。

  • 一枚の画像の表示フレームが極端に多いとwavファイルの結合時にFatal Exceptionを起こす。CWave何とかとかいうMFCのクラス(?)が吐いているようだが、どうもオーバーフローっぽい感じ。音声を動画として上げるためだけにこれを使おうとすると陥りやすい罠かも。
  • キャッシュが悪さをしてトランジションのタイミング等がヘンになる事があった。キャッシュは信用しない方が良さそう。
  • 紙芝居なのでフレームレートは極力落としたが、せめてフェードくらいはかけたかったのと、曲の切れ目が一秒単位ってのもあんまりだったので5FPS。
  • Riva FLV Encoderに通す都合でcodecはIndeo3.2かMSVideo1の二択になった。今回は後者の方が相性が良かった模様。

最後のflv変換が鬼門。40Mの壁がなかなか越えられんかった…orz

この手のメドレーものは、選曲から展開、繋ぎ、アレンジに至るまでの一連の要素で自分の何かを表現し、聞く方はそれを読み解くという遊びかもしれない。条件が整ったらまた作る…かな?

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