Feb.28, 2009

オリジナル懐中時計ポーチ2ndロット 中間報告

[アンティーク時計のある暮らし]

お陰様で好評を賜りましたオリジナル懐中時計ポーチの第二次ロットについて進展があったのでレポートします。

メーカーさんが本業の新作発表会に向けて動いていた時期と重なり多少遅れが出ましたが、一次試作品が完成しました。

本当は写真を出せれば良かったのですが、残念ながら当日カメラを持っていなかった上(ケータイ嫌いなので携帯電話も持っていない)、試作の流れの都合(二時試作時に参照する)上サンプルを持ち帰ることもできなかったので、テキストで要点だけ示すことになりました。悪しからずご了承下さいませ。

今回の最大の変化はそのサイズで、幅で15mm、厚みで10mm小型化しています。これは収納ターゲットを16サイズ(ケース外径で50mm程度)以下に絞り込むことで達成しました。

18サイズや特殊脱進機(特に厚みがあるもの)仕様はターゲットから外れてしまいますが、その代わり目に見えてコンパクトとなり、よりスマートにお使い頂けるものと思います。

その他、単純だった辺縁部の縫製が改良され、革を被せて処理されました。これは丸一年以上に渡って使用した結果、折り曲げの多い部分の縁で裏地のほつれが出てきた点に対応したものです。

基本的な構造は完成されているので、現物合わせの上、次の要求項目を盛り込んで二次試作を行うこととしました。

  • 全幅を60mm(内法50mm)に変更
  • 構造強化のための芯材(ベルポーレン)封入
  • 緩衝材(ゴムスポンジ)縫い込み
  • 丸一年以上使用した第一ロットをメーカーに貸し出して改良点の洗い出し

二次試作には一月ほどの期間が予定されていますので、三月末から四月にかけて、次の進展がレポートできるかと思います。お楽しみに。

以上、簡単ながらご報告でした。

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