May.07, 2009

連休絶不調

[Diary]

この連休、有形無形を問わず、とにかく身の回りであらゆる物が不調になってしまい、ひたすら修理修理修理だったり。

まずは断線した折りたたみヘッドホン。今まで断線したら買い換えていたが、断線するのは大概プラグの根本だけなので今回は修理を試みた。

これは成功したのだが、iPhone用イヤホンアダプタ(4極)の方はお手上げ。巻き取り式で使われているリード線が細過ぎる上に色付け兼用の絶縁皮膜が剥がせず(耐水ペーパーでやったら線が擦り切れてしまった;)、無理くり半田付けしてもうまく動作しなかった。これはもう消耗品と割り切って買い換えるしかないか。

さて、今回ウチに設置することにしたVPN兼録画サーバ。常時稼働させるからには電気代はなるべくケチりたいのでAtomマザーに入れ替えたのだが、これがどえらい難物だった。とにかく何かをすると何かがトラブるというストレスの溜まる展開に。

まず、MTV2000plusが動作しない。相性と片付けるのは敗北主義な気もするが、カーネルモードドライバがどうやっても動かない。割り込みを使うオンボードのレガシーデバイスを全部切り離してみたり、XPのSP1a、SP2とバージョンダウンまでさせて試したが、結論としてこのマザーに接続しても動作はしないと判断するよりなかった。そもそもこのマザーボード(JNF94-270-LF)、PCIスロットより長いボードを差すとスイッチ/LEDのピンコネクタ群とボードが干渉するという頭の悪い欠点を抱えており、コネクタから線を外し、絶縁用に被覆した上で直結するという面倒を処理した後だっただけにげんなり。これだけで丸一日以上無駄になった。orz

さて、録画サーバとして機能しないのではVPNまで立ててサーバを置いておく意義が疑われる。何か録画用のデバイスを接続しなければ。

家のマイファーザーに「なんかキャプチャユニットとか余ってないパパン」と聞いてみたらキャプチャユニット(GV-MPEG2/USB2 )が出てきた。録画したいのはアナログのwowowだけなので最低限の用は足りる。足りるのだが、元がキャプチャユニットなので付属のソフトでは留守録やスケジューリングが出来ないし他にキャプチャ制御の出来るソフトもない。どーすべ。

結論。「指定時刻に指定座標にクリックイベントを発生される」というソフトを引っ張ってきて指定時間後(カウントダウン型なので逆算が必要。面倒いなもう!)にキャプチャソフトの録画ボタンを押す(幸か不幸か録画開始からの終了時間はキャプチャソフト側で設定できた)。

で、一応テストは上手く行ったので予行として寝てる間の番組を撮らせてみるが撮れてない。何で?

ネットワーク越しで使うのでVPN経由でリモートデスクトップを使っていたのだが、XPのリモートデスクトップはセッションを切るとログオフ状態になる。この状態でクリックイベントを起こしても意味がないというオチ。セッション張りっ放しは現実的ではないのでセッションが切れてもログオフ状態にならないようにするしかない。そこでVNCを突っ込んでみたらビデオフックドライバがキャプチャソフトと干渉して動作がガタガタに。OSから再インストールする羽目になる。

インストールが連続して辟易してたのでバックアップソフトを使ってみた(OSのバージョン変更があったので最後まで使えなかった)が、手持ちのDriveImage2002はたまに使える機械と使えない機械がある。一度HDDへのバックアップに失敗したので嘆息したが、思い直してSSDをパーティション分けしてバックアップさせたら成功。どうもBigDriveを認識できない模様。

ところでネットワーク。

フレッツだとONUとCTUの組み合わせが必須となっていて、ルータがPPPoEで接続するわけではない。で、CTU自体がルータとして機能するのを止められないのでCTUにルータをぶら下げると話がややこしくなる。当初ルータの下に置こうとしていたサーバがどうやってもVPNの接続を受け付けない。どうもルータが弾いているようなのだが、フィルタリングの設定を見直しても上手く行かない(江戸屋敷でPPPoEだった時に動作していた設定なので、DHCPでの運用に問題がある気はするが)。で、仕方なくCTUにフィルタルールを設定してCTUにぶら下げることにした。LANからの接続に問題が出るが、今回は外から使えれば良いので目をつぶることにする。これもまた時間を食った。

ところでwowowのデコーダを動作させるにはBSチューナが稼働している必要があり、ウチでBSチューナとして稼働しているのはRD-X3。往年の名機と言いたいところだが、プレイヤーとしてはともかくレコーダとしてはLAN経由の制御が半端なのが泣き所。これがまた調子悪いので分解。

DVDドライブのトレイが開かない。何か空回りしているような音がするのでプーリーのゴムでも切れたかと思いドライブを分解。しかしプーリーは生きてるし指で回すとイジェクト位置までトレイも動く。とりあえずアルコールで脱脂洗浄だけして組み立て、動かしてみるがやはり空回りっぽい音が。今度は半分解状態で観察してみると問題がない。何故か?

収納状態にあるドライブでは、ディスクを上下からスピナーが挟んでいる。これが磁力で留まっているのだが、その力が強すぎてモーターのトルクで離れず、その後の動作がキャンセルされていた。開閉のタイミングで上下のスピナーを手で剥がしてやるとやはり動作。モーターがヘタってトルクが落ちたか、スピナーの金属部分が磁化して当初より強い力で貼り付くようになったのか。上のスピナーは板バネで留まってるので、ここに何か挟んで調整できないかとも思ったが、良い手を思いつかなかったので、とりあえず動作不良時にはここを直接引き剥がして対処することにする。どうせ稼働率は高くない。あと冷却ファンのファンノイズが気になるので固定部分を見直し、ビビって五月蠅い打ち抜き型ファンガードは切り取った。

そんなこんなで不調を極めた諸々の仕上げに自身の肉体まで不調に、オマケに準備万端整えたつもりでバスに乗り込む五分前になってTypePのLバッテリを忘れた事に気づいてもう精神的にもズンドコ。orz

うーん、五月病とか云う以前にいろいろ駄目かもしれん俺。

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