May.23, 2009

眼鏡っ子でびゅー

[Diary]

というわけでとうとう眼鏡っ子になってしまった。

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生まれてはぢめての眼鏡達。

遠視の潜在が発覚して、疲れ目と偏頭痛の原因がこれかもしれんと思うようになり、一念発起して眼鏡を作ることにしたのが先週。

調べてみるとパソコンメガネ研究会というものが見つかった。商売にしろ趣味にしろディスプレイから離れて生きるのはもはや無理だと思うので、これに特化した眼鏡にしようと思う。

…というわけでこの会員としてPC用眼鏡に力を入れているというお店に行ってみた。

眼科の処方箋は持って行ったけどこれは目安で、検査は自身できっちりやるとの事で、実際みっちり一時間くらい検査。医者ではないので散瞳剤のような薬剤こそ使えないが、視力に関する検査はむしろこちらの方が細かい。

ヘタに先入観を持つと検査結果が偏りそうだったので無心に淡々と検査に応じる。

検査用眼鏡に何枚もレンズを入れたり出したりフィルタかざしてみたり。気分はすっかり大博士。ムヒョッと取り出したリモコンで何でも爆破してぇ。

で、結論として遠視は間違いないが潜在度数を考えると処方より僅かに度を強めるのがお勧めとの事。実際検査用レンズの見え方がより快適になったので納得。

あと、目の動きとして輻輳(寄せ)にちと問題があり、左目の動きがやや遅れる癖があるとの事。ただし矯正をかけるほどでもないので、意識的に目玉を左右に振る事を心がけて眼筋鍛えてねと云われた。うーん。覚えてられるかな。

度数が決まったところでフレームとレンズの仕様を決めて発注。遠視の矯正は凸レンズでやるので縁が薄くなる。このためリムがしっかりしている物がお勧めだという。色々あった中で選んだフレームがこの丸眼鏡。ちとレトロでいいなと思ったが一歩間違えると旧軍ちっくにもなりかねんので注意せねばなるまい(笑)。

フレームのフィッティングは発注時に済ませて、最後に仕上げの微調整。TypeP持ち込んでテストしてみたがかなり楽。文字がすっと目に入ってくる感じ。裸眼でも見えはするけど、眼鏡の見え方に比べるといかにも目に力入れてますという感じがつきまとう。

最後の試験はゲーセンにて(をぃw)。このドームスクリーン対戦ゲームでどれほどの威力を発揮するか。

視界が広すぎて目玉だけで左右を見るとレンズの縁や外を見てしまうことになりかねないのがアレだが、見え方が楽になったせいか長時間プレイしてても目や頭にさほど負担はかからなくなっているように思える。安定してプレイできた。

まあ問題は遠距離がボケることだが、元々そういう仕様なので当たり前。屋外で着用することはまずないのでよしとしよう。

ここでひとつ課題。日差しのキツくなるこれからの季節に備えてサングラスをどうにかしたい。

これまでサングラスというとシューティンググラスやサープラスの放出品みたいなのをよく使っていたのだが、ヤンキー向けの奴はどうも人種的に適合していないらしい。素でフィンチ(鼻眼鏡)とか使えるような鼻高々な連中でないとまともに掛からないような造りになっている。

眼鏡にスナップオンのグラスを追加して丸眼鏡サングラスという手もあったのだが、そもそも屋外では使わない眼鏡に偏光グラスを乗っけても意味がない。

仕方ないので別誂えにすることにした。顔がデカいのでとにかくレンズが大きいのが好みなのだが、手頃な在庫がないというので別の店を紹介してもらった。で、行った先で発見した中から選んだのがティアドロップ型の大判サングラス。フィッティングもきっちりやって貰って実に快適。つーか今までが無茶し過ぎだったんだな。ちとレトロだがそれがいい。いつかポマードで髪撫でつけて二丁拳銃で暴れたくなったりならなかったり。

金はそれなりにぶっ飛んでしまったが仕方ない。累積させたくない日常の負荷を取り除くための、しかも自分専用のカスタム装備なのだからこれぐらい手間と金かけるのはむしろ当然だと思う。スピード車検じゃあるまいし、大手チェーンの即製二万均一みたいなテンプレートではどうにも不安だったし。

さあ、これで仕事がバリバリ進…んだらいいんだけどねぇ。

友人知人にもそろそろ子供が何歳で、というのが出始めてるけど、視力検査一度きっちりやっといた方がいいと言っておこう。学校の検診はまるで役に立たないし。そもそも自分が現役の頃には、「目がいいねー」と言われたいがために視力表の暗記に精を出す奴までいたんだがら何をかいわんや。

強度の遠視が潜在してた場合、矯正しないで放っておくとその状態で発達が止まって弱視になる可能性すらあるという。怖ぇー。

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